グローバル教師と地球の子ども達

30カ国以上の子ども達を、アジアとヨーロッパのインターナショナルスクールで教えた教師が考える。これからの時代の教育とは?教師とは?子育てとは?

紳士は金髪がお好き?

昨日、転校生がきました。スウェーデンより、女の子。英語がまったくしゃべれないので、とってもおとなしいですが、動きは「長くつ下のピッピ」並みのワイルドぶり。さすが、お国柄です。

 

クラスの子たちは、一生懸命親切にあれこれと教えてあげてくれます。トイレはこっちだ、鞄はここにかけるんだ、など。その中でもイギリス人のLは、英語の教授に熱心。これは彼女にも大いなる助けになることでしょう。

 

そのL。今日せっせとダイアリーの時間に何か書いていました。

「昨日、クラスに新しい子が来ました。スウェーデンからです。彼女はとてもきれいで嬉しいです。なぜなら、彼女は金髪だからです!!!」

 

別に差別発言ではありません。気がついてみたら、そういえばクラスには金髪の女の子がいませんでした。だから単純に「なんだか違ってきれい」と思ったのでしょう。

逆に私は、金髪の男の子に「先生の黒い長い髪の毛、きれい」とうっとりと撫でられたこともあります。

男性はいつの世も、女性の髪にぐっときてしまうものなのでしょうか。