グローバル教師と地球の子ども達

30カ国以上の子ども達を、アジアとヨーロッパのインターナショナルスクールで教えた教師が考える。これからの時代の教育とは?教師とは?子育てとは?

Book Week その2 Teacher Swap

2日目は、読み聞かせの日です。ただし、いつもとはちょっと違います。担任の先生じゃない人がやってきて本を読んでくれるのです。

 

私は2年生に読み聞かせをすることになりました。

 先生交換の時間がやってきて、2年生の教室に入っていくと、「わあ!日本の先生が来た!」と大喜び。

読んだお話は、アーノルド・ローベル作Frog and Toadシリーズの「The Letter」。日本の2年生の国語の教科書に「お手紙」として載せられているお話です。私にとっては、昔、2年生を担任したときこのお話でいろいろ楽しい活動をした、思い出のお話です。

なかなかうまくいったので、調子に乗って、日本語でも読んであげました。言葉がわからなくても、ニュアンスで理解してくれたようです。

 

この日ばかりは校長や担任をもっていない先生も、子どもに読み聞かせをします。あとでスタッフルームで「いやあ、コレがうけてさ」なんて嬉しそうに話しているのを見ると、このイベントは子ども達のためだけじゃないことがわかりました。