グローバル教師と地球の子ども達

30カ国以上の子ども達を、アジアとヨーロッパのインターナショナルスクールで教えた教師が考える。これからの時代の教育とは?教師とは?子育てとは?

Book Week その1 DEAR Day

今週は学校上げての読書週間です。そこで、本にまつわるイベントが毎日行われます。

 

今日はDEAR Day。Drop Everything And Read(全てをいったん中止して本を読もう)というスローガンをもとに、1日学校生活を送ります。

午前中に1回、午後に1回ベルが鳴らされます。そのベルが聞こえたら、授業中だろうがナンだろうが、さっと手を止めて、本を読みふけらなければいけません。子ども達にはいつベルが鳴るのか知らされていないため、常に本を1冊手元に置いておかないといけないので、なかなかの緊張感です。

10分ほど経ったら再びベルが鳴るので、何事もなかったかのように現実に戻らなければいけません。

初めは、「なんだか落ち着かないんじゃ・・・」と思ったのですが、これがなかなか、しーんと集中して読みふけり、その後も特に問題なく、かえって落ち着いて授業に戻っていました。

 

放課後、職員の定例会議がありました。最後のコメントを校長がしている間に、突然ベルが!

もちろん、全員読書開始!校長も話を中断せざるをえず、苦笑い。ただし、これはあくまでジョークなので、1分間だけでしたが。